国土交通省九州運輸局がこのほど、法務省の出入国管理統計を基に発表した2017年の九州への外国人入国者数(年間値)は、前年比32・8%増の494万1468人となった。6年連続で過去最高を記録した。
外国人入国者数のうち通常入国が同41・0%増の325万5693人、クルーズ船の船舶観光上陸が同19・4%増の168万5775人となった。クルーズ船の船舶観光上陸の多くは中国で、161万8406人に上った。
クルーズ船の船舶観光上陸を除く通常入国者数を国・地域別にみると、韓国が同58・4%増の219万8367人、台湾が同20・0%増の35万7400人、中国が同11・2%増の23万1040人、香港が同22・5%増の22万8877人、タイが同23・4%減の3万9172人、米国が同10・1%増の3万1518人などだった。